がんに負けないこころとからだをつくる
NPO法人みらい
食事指導と生活習慣指導
がんになりにくい体作り・がんが住みにくい体作り
(情報提供: からすま和田クリニック 院長 和田洋巳 先生 水道橋内科クリニック 院長 浜口玲央 先生)
がんの原因から遠ざかる
酒・タバコ・肉・粉塵・排気ガス・甘いもの・辛過ぎるもの・熱過ぎるものを摂らない。
実行するとよいこと
ストレスをためないよう気分転換をし、慢性炎症の治療を行い、野菜や果物、きのこ、豆製品、植物性のもの中心の食生活をする。
がんを育てるものを食べない
・塩分を制限し、カリウムを多くとることでアルカリ化を目指す。アルカリ化食は、がん細胞の勢いを弱めて、抗がん剤の効果を高めます。
*とくに抗がん剤や放射線の治療前の4~7日はしっかりアルカリ化食を守る。(㊟:食事療法はデータで確認しながら実施することが大切です。自己流では危険が伴いますのでご注意ください。)
・血糖を急激に上げるものは避ける。お菓子類、甘い飲み物、パン、白いご飯などは避ける。
・乳製品は食べない 牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどは食べないようにする。
免疫力を強化する 毎日の食事で気を付けること
・きのこ類、海藻類を毎日食べる。
・淡色野菜(にんにく、シソ、キャベツ、たまねぎ、長ねぎ、なす等)、緑黄色野菜(ホウレンソウ、小松菜、カボチャ等)、根菜類(ごぼう、大根、イモ等)、納豆、めかぶ、おくら などを食べるように心がける。
その他
・抗酸化物質(ビタミンA・C・Eなど)を大量に摂取する。
・便通を整える、汗をかく。(解毒)
・十分な睡眠と適度な運動をする
・半身浴などで心身ともにリラックスし体温を上げる
・笑顔を心がける
・楽しいことをする
血液検査データの目標値
情報提供: からすま和田クリニック 院長 和田洋巳 先生
水道橋内科クリニック 院長 浜口玲央 先生
尿中ナトリウム(Na) 50 (mEq/L) 以下
尿中カリウム(K) 50 (できれば 70) (mEq/L) 以上
(注:医療機関で確認しながら行うのが安全です)
塩分制限の評価
塩分の摂取をできるだけ控える。
カリウムの多い食品(果物、野菜ジュース、サラダ等)を摂る。
免疫力の評価
白血球数 5000~6000 (個/μL)
好中球 (N) 50~60 (%)
リンパ球 (L) 30~40 (%)
リンパ球数 1500以上 (個/μL)
N/L比 [好中球数(白血球数×好中球%)÷リンパ球数(白血球数×リンパ球%)] 1.5 以下
お風呂にゆっくりつかる。
十分な睡眠、適度な運動、笑顔を心がける。